小豆島・高松新航路就航の会
小豆島・高松新航路就航の会は、旧「草壁・高松航路存続を考える住民会議」「草壁・高松航路存続を考える推進会」を改編し発足した組織です。
前身の「住民会議」「推進会」は、昨年(令和2年、2020年)8月の末から9月の頭に端を発した、草壁航路休止問題に対して町内、特に内海地区において危機感、不安感を持った住民が『行政だけでなく住民も産業界も関心をもって取り組まなければならないのではないか?』との想いから民主的に発足した会議であり自然発生的に組織されてきた会であります。
当初住民会議という名称でスタートしましたが、昨年末には参加してくださる人が多くなって参りました。今年(令和3年、2021年)に入ってからは、代表を3人体制にし組織を強化するとともに、松本 篤 小豆島町長を特別顧問にお迎えし、大所高所から助言をいただくと同時に住民の想い、意見を会で吸い上げてお伝えすることにしております。
旧「住民会議」「推進会」は、既存の草壁・高松航路の存続を目指して活動して参りました。しかし、令和3年1月21日に、四国運輸局より池田・高松航路の増便が認められ、存続運動はひとつの区切りがついたと判断いたしました。
そこで、「草壁・高松航路存続を考える推進会」の体制、方針を改め、小豆島・高松間の新しい航路の実現をめざす「小豆島・高松新航路就航の会」を発足いたしました。
いずれに致しましても、小豆島全体の産業分布、観光施設分布、人口分布からしまして内海地区から、今の時点で航路が無くなる事になりますとただ単に不便とかだけの問題では済まず、必ず10年先には、人がいない、働く場所がないと後悔することになりかねないと思っております。
例えば、この10年間を見ても島の人口は減少しています。ところが、高松と小豆島を結ぶ3航路の合計旅客数は増加しています。人口は減っても関係人口は増やしてきたのです。それは瀬戸内国際芸術祭の誘致やインバウンド、観光産業の改革やオリーブ産業の成長、地場産業の底力など様々の努力の結晶です。このような努力を、これからも2倍も3倍もしていかなければならない時に、航路の休止や廃止は大変大きな問題だと思います。
大変困難が予想される問題ですが、努力をしないで良い問題ではないと思います。少しの可能性を探してでも、どんな可能性でも努力を続けて参ります。どうぞご理解ください。どうか応援をお願い申し上げます。
お問い合わせ:shodoshima.shinkouro@gmail.com